エンベロープのFX手法-本当は教えたくない!

エンベロープと200EMAの手法
エンベロープと200EMAの手法

はじめに

エンベロープと200EMAを使った5分足のFX手法を紹介します。FXの手法をいろいろ試したい方の参考になればと思っています。リバーエンベローブ手法と名付けています。エンベローブ部分をチャート上の川に例えているからです。川から出てランニングするのがデイトレ、川の中でスイムするのがスキャルです。

いずれもエンベロープを使った手法の一つですが、インジケーターの数値をいろいろ検証して最終的に決めました。FXに必勝法はありませんが、手法を研ぎ澄ますと精度は高くなります。エンベロープだけでなく、200EMAの使い方も解説します。

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エンベロープの設定は50、0.03でEMAの設定は200

この手法の基本は、エンベロープからの乖離をトレンド発生と捉えてエントリーする手法です。手法の運用になれてくるとエンベロープ内でのスキャルピングにも応用できます。本原稿では、前半でデイトレードの手法。後半では、スキャルピングの手法も説明します。使用するチャートはJFXのインストール版チャートです。設定は以下の通りです。

エンベロープ手法で使用するチャート

■ 使用するチャート:JFXインストール版チャートのインストール→マトリックストレーダー

■ エンベロープ設定:基準線50、乖離ABともに0.03、乖離ABともに塗りつぶし

エンベロープ設定画面

■200EMA設定:200

基本は順張り、緑の道からヒゲがでたところを狙う

エンベロープとは、移動平均線から一定数で、上下に乖離させた線のことです。この手法は、一定数乖離したプライスから反発して元の流れに戻る動きを利用します。

トレンド発生時、またはトレンド発生の初動の戻り目や押し目を狙います。手法に馴れてくるとレンジでも使えますが、その際は別の手法になります。

エンベロープ
エンベロープ

この手法の基本は、エンベロープの上限、または下限付近で勢いが弱まった(ヒゲが頻発して出る、トンカチ、カラカサ、十字線のような足など)ところを確認してからエントリーする手法です。

上のチャートは、窓ができた早朝のチャートですが、この手法のイメージがつかみやすいので掲載しています。

ローソク足が200EMAの下に潜り込み、トレンド発生の気配を感じさせるチャートです。エンベロープの緑を色付けした部分から上に抜けてヒゲになっています。

これがエントリーのセットアップです。ヒゲが出たからといってすぐにエントリーするのは危険です。プライスアクションは何度か同じようなプライスを試してから方向が決まるからです。

スパイクアクションのように瞬間的に反発して方向の変わることもありますが、日足、4時間足などのサポートラインやレジスタンスラインのオーバーシュートでない限り5分足や15分足では何度か同じプライスを試します。

上の図では、200EMAにかかっている陰線のローソク足の最値がひとつの目安になります。そのプライスに届かず確定した足が目安となり、その次にヒゲが出た足をトリガーとします。

ブレイクでエントリーせず、圧力が弱まった足をトリガーにする

通常、高値、安値は同じプライスを何度か試します。なので一回目は様子見するのが基本。

エンベロープ

上のチャートはローソク足が完全に200EMAの下に入っており、5分足レベルでのトレンド発生であることがわかります。緑の道から何度か上がろうと試みていますが、上抜けすることができません。チャートパターンをよく見るとM字パターンになっていることがわかります。

この形状からエントリーのセットアップ状態になっていることがわかります。M字パターンになることが予測されると成り行きでタイミングを図るのではなく指値、逆指値を入れます。損切りは、ヒゲより3-10ピプス程度外のプライスにします。

緑の道を下にブレイクしたプライスでエントリーするのもひとつの方法なのですが、5分足では、すぐに戻ってくることがあるので、戻り目や押し目を狙います。戻り目、押し目の方がブレイクと比べて損切り幅を狭く設定できるからです。

上位足には叶わないので、プライスと200EMAで15分足も確認する

私はFXトレードを10年ほど続けています。あれこれと聖杯探しをした時期もありましたが、スキャルピング、デイトレードでは見つけることはできませんでした。

しかし、トレンドが出ている時のある種の動きのクセやチャートパターンを頭に入れることで、自分なりの基準を持つことができるようになり勝率が高くなりました。

個人的には15分足の200EMSのタッチやオーバーシュートを重視しています。

15分足チャートとエンベロープ

上のチャートは5分足のエンベロープの設定のまま15分足にしたチャートです。緑の道は狭く感じます。ここから読み取れるのは、200EMSが下落の角度でありかつ、200EMSの下に全てのローソク足があるので15分足で200EMAに何度か反発して方向を試す状況といえるチャートです。

15分足では、下降トレンド、もしくはレンジ入りすると想定します。これを5分足でみます。

5分足のチャート

5分足のパターンで見ると200EMAの上に2度ほどヒゲが出ているのでショートのセットアップ、トリガーで条件発動といえます。しかし、これでエントリーした場合、損切り幅を3ピップスにしていると損切りになります。

15分足の200EMAを基準に引いた水平線(オレンジ色)が上に見えますので、このような状態になったら、15分足の200EMAの反発を予想して様子見します。

トレードで重要なのは、エントリーの機会をどれだけ絞り込むかです。チャートをみれば、あらゆるところがエントリーポイントに見えることがあります。そんなときは様子見が大事。ムリにエントリーする必要はありません。

初心者は平均足の足の色が変わってからエントリーでもOK

ローソク足のチャートパターンになれていないときは、平均足の使用をおすすめします。

平均足にエンベロープを表示したチャート

このチャートでは2度のエントリーチャンスがあります。平均足のエントリー方法としてスタンダードなのが、トレンドと逆の色の足が出て、その色がトレンド方向に変わった時点でエントリーする方法です。

上のチャートは下落トレンドなのが、200EMAの傾きでわかります。赤が続き、青に変わったところがエントリーチャンスです。左の赤丸の中で上昇足の赤色から青色に変わるところがエントリーのセットアップです。緑の道からヒゲが出たあたりがトリガーとなります。

右赤丸のところは、すでに下降トレンドに入っているなかでの戻り売りです。こうした完全にトレンドになっている場がわかる相場は、緑の道の中に深く入りません。

緑の道のミドルバンドに絡むか、一旦、緑の道に入って、出てきたところを狙います。利確は次に緑の道のミドルバンドを抜けたところ、あるいは緑の道に入ったところです。

レンジ入りしたときは上下にとることを考える

エンベロープ手法でのレンジ入りはミドルバンドが上下運動を繰り返す、またはミドルバンドの角度が水平に近くなったとき、さらに200EMAを挟んで値動きをするときもレンジ入りと判断します。

エンベロープ手法のレンジ入り

上のチャートはレンジ入りを示唆する条件が揃っています。200EMAが水平近くになっており、エンベロープのミドルバンドの値動きが狭い幅で上下しています。こういうチャートでは、馴れていないときは、様子を見するのがベター。

ただ、200EMAが水平になっていても、上位足では方向を示している場合があります。そういうときは、上位足の200EMAの位置をみて、判断することも可能です。

まとめ

  • エンベロープ手法でトレードするときは、トレンド中の戻り売りや押し目買いが有効です。
  • セットアップは緑の道からヒゲが出たとき、200EMAに届くヒゲが出たときです。
  • トリガー(エントリー)はセットアップの状態が整い、安値、高値に近いところで指値・逆指値とします。
  • 損切り(逆指値)は高値、または安値のヒゲから3〜10ピップス外にする。
  • トレンドの初動は値動きが激しくなるので様子見が原則です。
  • ローソク足に慣れてない人(チャートパターンを覚えていない)は平均足を使ってトレンドを確認してトレードを行います。
  • 200EMAに角度がない場合はレンジ入りと判断して様子見。慣れてくるとスキャルピングなど、上下の動きに対応したトレードを行います。
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