FXスキャルピングの1分足手法5選

FXスキャルピング1分足手法

はじめに

本コラムでは、筆者がこれまで実際に使用してきた1分足のスキャルピング手法を紹介します。FXを始めてすぐに試して手法から本を読んで応用した手法、ネットの記事を自分なりにアレンジした手法です。みなさんのトレードの参考になれば幸いです。

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セットアップとトリガーを確認してエントリー

ここで掲載する手法に関しては、エントリーで最低限二つの条件をクリアすることを前提とします。それは、セットアップとトリガーの確認です。

セットアップとは、トレンドが出ていたり、レンジの状態になったり、トレードするためのチャートになっていることを意味します。セットアップの状態になるとプライスアクションが起こりやすくなります。あるいは最初のプライスアクションをいえる場合もあります。

そしてセットアップの状態で、ある条件をクリアすることをトリガーといいます。これはトリガー足と表現することがあり、トリガー足を確認後にほどなくエントリーします。

1分の平均足を使ったトレード

FXトレードのテクニカルツールとしてもっとも有名といえるローソク足。最初にFXをしたときはローソク足以外では、欧米で使われているバーチャートくらいしかないと思っていました。しかし、FXの勉強を始めて、新値足、ポイント&フィギュア、ラインなどいろいろあることに衝撃を受けました。なかでも当時「これだ!」と思ったのが平均足です。上昇と下降でチャートの色が変わるのですから、これほどわかりやすいチャートはありません。

EMA75でトレンドをハンティングする手法

使用するインジケーター
□平均足
EMA (Exponential Moving Average) 指数平滑移動平均線75

□適した時間帯(夏時間) 15時30分〜19時 21時30〜1時

この手法は1分足レベルでトレンドが続いている間は保有するので10〜15分程度保有することがあります。すぐに決済しないので、スキャルピングとは少しイメージが異なります。

■セットアップ EMAの下抜けもしくは上抜け
■トリガー 戻り高値、もしくは押し目がEMA75に絡んだ時
■ストップ(損切り)10pips
■利確 逆色の足が2本続いた時、もしくは4〜8ピップス程度

EMA75でトレンドをハンティングする手法
平均足は波の数を数えやすい特性がある。ブルーのEMAは75に設定している

この手法は75EMAの傾きを見ながら75EMAへの戻り高値、もしくは押し目買い狙います。チャートの黒円のところを見てください。平均足が75EMAを勢いよく下抜けました。EMAも傾きも下を目指しているので、75EMAに絡んできたところをショートで攻めると考える局面です。しかし、陽線が連続して陰線に変わりません。このケースでは見送りになります。

平均足は75EMAの上になったので、今度はロングで攻める番です。75EMAに絡んで上抜けするところを狙うのですが、平均足は絡むことなく上昇を始めました。ここは陽線が続き、押し目になるピンク四角のところでロングもありですが見送ります。1-2ピップス程度の幅で利確、損切りするならエントリーしても悪くはありません。

本番は次のピンク丸の部分です。75EMAを下抜けたのでセットアップは完了です。戻り高値がうまいぐあいに75EMAに絡んでいます。これがトリガーとなるので、エントリーを仕掛けます。

その次のチャンスは続けてピンク丸の部分です。ここも平均足の先端がうまい具合に75EMAに絡んできました。絡んだ部分がトリガーとなります。

3波を表したチャート
75EMAを抜ける1波に目をつけて2波の先端付近を捉える手法。なれてくると75EMAにからまなくてもエントリーチャンスがわかる

実はこの手法の基本的な考えは75EMAにからんだところからの第3波を狙うのが主旨となっています。上のチャートのように75EMAを抜けてからの赤い矢印が2本上下に記しています。これが1波と2波になります。狙うべき3波の先端が75EMAに絡むまで待つのが基本戦略となります。

エンベロープを使い複数同時にトレードをする

使用するインジケーター
□ローソク足・平均足どちらでも構わない
エンベロープ 基準線21、乖離A0.03、乖離B0.05
※相場や通貨ペアにより多少は変更もあり
EMA (Exponential Moving Average) 指数平滑移動平均線75
□1分足を70本分表示させる
□適した時間帯(夏時間) 8時30〜11時30分 15時分〜19時 21時30〜1時

これは私が億トレーダーブナセ氏の手法を真似てた手法です。ブナセ氏の手法をブログで見ると上下、それぞれ4つのゾーンで分けていますが、この手法では上下2つずつで75EMAを表示しています。

トレード画面

通常のトレード中はこのように複数のチャートを表示しています。ローソク足の本数は70本です。1時間ほどのローソク足の動きがわかるようにしています。

スキャルピングに関してはエントリーと同時に指値、逆指値ができるようにセットしています。この点、JFX株式会社 はスキャルピング推奨なだけに使いやすいと思います。

エンベロープ反発
75EMAの角度があまりついていない時が好ましい。

この手法は順張り、逆張りの両方です。ただし、1分足で上のチャートの薄赤四角のようにトレンドになっているところではトレードしません。持ち合いになっているところがトレードしやすいポイントです。エントリーとイグジットはいたって簡単です。エンベローブにタッチしたらエントリーして、ミドルバンドで決済します。しかし、私の場合は基本的にエントリーと同時に逆指値、指値ともに4pipsをセットします。しかし、そのまま放置ではありません。ほぼ、4ピップス以内で利確するか、損切りします。

75EMAの表示はチャートの傾きを見るためです。場合によっては、ミドルバンドからエントリーしてエンベロープで決済することもあります。ただし、明らかにトレンドが出ている場合はスキャルではなくデイトレや「1分の平均足を使ったトレード」に切り替えます。

インジケータのGAMMAを使用した1分足のスキャルピング

使用するインジケーター
□ローソク足・平均足どちらでも構わない
GAMMA

□適した時間帯(夏時間) 特にないが欧州時間やNY時間

GAMMAのスキャルピング
帯の収束と拡散でトレンドを把握する

この手法は視覚的にわかりやすい手法なので初心者の方でもチャレンジできるのではないでしょうか。エントリーはどちらかのMAの帯が収束してもう1つを上抜け、または下抜けしたところをセットアップとして帯に戻ってきたところでエントリーします。1分足なら逆張りでもいくらかとれるのではないでしょうか。でも、「EMA75でトレンドをハンティングする手法」でも説明しましたが、第3波狙いが確率的には高いのではないかと考えています。

切り上げ線によるトレード

使用するインジケーター
□ローソク足
□適した時間帯(夏時間) 特にないが欧州時間やNY時間

切り上げ線によるトレードは、特殊な分類に入ります。この手法に関してはセットアップはありません。なぜならセットアップの状態になったときに切り上げ線をトリガーにするからです。

切り上げ線によるトレード
1分足で切り上げ線を引くとトレード中はかなり忙しくなる。

この手法は、1分足でチャート上で山、もしくは谷が出現したときに任意でトレンドラインをチャネルを引き、それらのラインのブレイク、もしくは未到達を見計らってエントリーします。ライントレードの一種ともいえる手法です。

この手法はラインの引き方がある程度わかるようになってからトレードする方が無難な手法です。トレード中に細かくラインを引く作業があるのでかなりその作業に手間取ります。これを回避する手法としてあるのは、5分足でラインを引き、それを基準とする手法です。下のチャートがそれにあたります。この手法はセットアップが5分足のトレンドライで反発する、または突破になります。

5分足のチャート
5分足のチャート

上のチャートは5分足です。先ほど、切り上げ線を引いている1分足のチャートのまま5分足では赤の切り上げ線を引いています。これをまた1分足に戻します。

5分足のライン
5分足にラインが赤く表示されている。

5分足で引いたのが赤のラインです。三角保ち合いのなか、二点を結んだラインを突破したところ、またはラインでの反発を確認してからエントリーすることが基本となります。5分足でラインを引き、1分足でタイミングを計ってエントリーするイメージの手法となります。

ボリンジャーバンドを使った1分足スキャルピングとは

使用するインジケーター
□ローソク足
ボリンジャーバンド 基準線75、偏差A2.00、偏差B1.5

□適した時間帯(夏時間) 8時30〜11時30分 15時分〜19時 21時30〜1時

FXトレードのインジケーターとしてよく使用されるボリンジャーバンドは、基準線として20や25などがよく利用されますが、ここでは変則的に基準線としては75を使用します。

さて一般的にはボリンジャーバンドの手法として馴染み深いのはボラティリティが次第に小さくなり、ボリンジャーバンドの幅が狭くなったときにブレイクした方向にエントリーするスクーズ戦略とミドルバンドが水平もしくはそれに近い状態になっている時に上下のバンドタッチで逆張りする方法です。まず最初に一般的なそれらの2つの方法を解説します。

通常のボリンジャーバンドのエントリー

ボリンジャーバンドのスクーズ
ボリンジャ〜バンドの幅が徐々に狭くなるスクーズ状態

上のチャートはボリンジャーバンドの幅が徐々に狭くなっていることがわかります。三角持ち合いのパターンにもなっており下方向にブレイクしました。このときのエントリー方法としては完全にブレイクして、ボリンジャーバンドの上下のバンドが広がり始めた時にブレイク方向にポジションを持つ方法と、あらかじめ方向を見定めておき、エントリーしたい方向と逆のバンドにタッチした時にエントリーする方法です。

ボリンジャーバンドの上下
ミドルバンドが水平になっていることを確認してバンドの上下でエントリー

上のチャートをご覧ください。上昇してきたチャートは中休みのようにレンジに入っています。こうしたレンジ相場で上下の幅が3-4ピプス程度なら1分足でもスキャルピングは可能かもしれません。アジア時間にはこうした時間が数時間続く時があるので10ピプスほどでトレードを終了するなら挑戦してもいいでしょう。しかし日中トレードできない人はどうしても欧州時間やNY時間がトレードの中心になります。そうしたときに1分足のボリンジャーバンドで基準線を20〜25にしていると基準線が波を打つような形になるので、上下タッチのスキャルピングがしずらくなります。

基準線を75にしたボリンジャーバンドでのエントリー

基準線を75にしたボリンジャーバンド
基準線を75にしたボリンジャーバンド

基準線75のボリンジャーバンドで上下バンドの反発を狙うスキャルピングのイメージ図です。ミドルバンドが下方向に向いているので、メインはショートになります。青のライン(ドット)が偏差2.0、赤のラインが偏差1.5です。下方向に向かってショートをするときは、青バンドタッチで下バンドまで狙いますが、ミドルバンドあたりでもたつくようなら決済します。

ロングエントリーは逆張りになるので、下の青バンドにタッチしてもすぐにエントリーせず、赤バンドを抜けたことを確認してミドルバンドでイグジットするイメージです。

スクイーズやビルドアップが起こればトレンド発生のサイン

ビルドアップ
ビルドアップやスクイーズが起これば、デイトレに切り替えす

75の基準線で上下にローソク足が飛び出ることがあります。これはトレンドが始まる前兆として考えられることがあるので、トレードスタンスをスキャルピングからデイトレに移行することも考慮します。また、同様にスクイーズが発生してもトレンド発生、もしくはどちらかの方向に大きく伸びる場合があるので、そうした動きを想定します。

おわりに

1分足のFXスキャルピングで4つの手法を紹介しました。使用するインジケーターや獲得するピップス数などは異なります。やはりスキャルピングは、その手法であっても慣れることが重要です。また、1日にどれくらいの時間をかけるかもスキャルピングでは重要です。短時間しか取れないスキャルピングでは連続で負けると取り返しがつきませんし、1度負けると熱くなって無謀なエントリーをしがちになるからです。集中してしなければならないトレード手法だけに、冷静にトレードできるように心がけましょう。

最後に私のおすすめのFX会社を紹介します。スキャルピングやデイトレに役立つ情報を毎日更新。伝説のトレーダー小林芳彦が代表を務めるJFXです。専用コンテンツの小林芳彦マーケットナビは役立つし、本日の参入レベルを確認すれば、トレードの軸ができるので特に初心者にはおすすめ。下記のボタンから口座開設ができます。

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