スキャルピングの損切り幅と損切り方法を解説

はじめに

この記事は、スキャルピングで成果が出せない、ついつい損切りをためらって、コツコツドカンをやってしまうなど、そもそも損切りに対する考え方が明確でない人や悪いトレードのクセを改善したいと考えている方のために、基準値となる損切り幅や、逆指値の付け方など実践的な内容を書いています。

この記事はこんなトレーダーに向いています。

・スキャルピングでの損切り幅の決め方がわからないから知りたい。
・根本的に損切りができないので、損切りできるようになりたい。
・ついつい損切りのプライスを移動してしまうクセを直したい。

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 FXスキャルピングの損切りがなぜ必要なのか

スキャルピングの損切りがなぜ必要なのか。おそらく誰もが「考えるまでもないこと」と感じているはずです。それは、マイナスを少しでも抑えるためです。しかし、多くのトレーダーが損切りできずに自滅なトレードを繰り返しています。金融先物取引業協会のアンケートデータでも損失を出したもっとも多い理由として損切りができなかったことが挙げられています。

金融先物取引業協会のデータ
2018年金融先物取引業協会データより

特に1回あたりの獲得ピップスが少ないスキャルピングでは、損切りしなければ、あっという間に資金が底をついてしまいます。それが、損切りが必要な最大の理由です。

大前提はFXスキャルピングを奨励しているFX会社を選ぶこと

まず大前提の話としてスキャルピングを行うなら、スキャルピングを奨励しているFX会社を選ぶことです。なぜならそうした会社は基本的にスプレッドが狭く、スキャルピングのツールも充実しているからです。

もしあなたが使っているFX会社がスキャルピングを奨励していない、あるいは規約の中でスキャルピングに関してなんらかの条件をつけているなら、スキャルピング用のFX会社を使うことを検討した方が得策です。

スキャルピングに規制をかけているFX会社の中にはサーバーに問題を抱えているかもしれません。短い時間に短期売買を繰り返すとサーバに負担をかけるので、それを避けるために規制化していると考えられるからです。
おすすめはJFXです。MT4が使えますし、それ以外のチャートも豊富。スプレッドが狭いのでスキャルピングにはうってつけです。

FXスキャルピング【2つの損切り方法】

基本はエントリーと同時に逆指値を入れる

スキャルピングは一般的には数ピップス程度の利益をとるトレードで、まさに瞬間的ともいえるトレードを繰り返す方法です。

それゆえに取引回数が多くなるので、比例するように損切りも増えるのが普通です。何より数ピップスしかとらないのに損切りをしなければ、一回の損失で全トレードの利益を吐き出してしまうことさえあり得ます。だから損切りはしなければならないのだといえます。

スキャルピングでの損切り方法は主に2つあります。どちらの方法もエントリーと同時に逆指値を入れることが基本となります。

だからFX会社は、エントリーと同時に逆指値が入れられる機能が使える会社を選ぶことです。私もかつては、エントリーしてそれからOCOを入れることがあったのですが、わずか数秒の間でも利益を取り損ね損切りになったことが何度もあります。

損切り幅を事前に決める方法

スキャルピングの損切り方法のひとつが、損切り幅を事前に決めておく方法です。例えば3ピップス、5ピップス、10ピップスなどです。

私がスキャルピングをする場合、損切り幅は、原則6ピップスとしていますが、相場に合わせて3ピップス、14ピップスに設定することがあります。

原則6ピップスにしているのは、相場は10、20、30など、10レート単位で上下に波が起こることがよくみられるからです。6ピップス逆行して、レートの位が変わると波の性質が変わる可能性があります。

エントリーポイントが10、20、30などのキリのいいところ(あるいはレスタンスやサポートがあるところ)に近い、あるいはそれを挟んで上下しているときは、すぐにドテンできるように3ピップスに設定することもあります。ただしスプレッドの狭いドル円やユーロドルの場合だけです。それ以外は6ピップスが基本です。

損切りを6ピップスに設定したからといっても、6ピップス以上の利益が出るまで伸ばしたりしません。1ピップスや2ピップスなど、逆指値の幅以下で決済することは普通にあります。FXでは目標が大事なのではなく、利益を出すことが何より大事だからです。

マイルールの最上位は勝つことです。それがなければいけません。

6ピップスを基準にしているのは、経験則を明確にするためです。判断基準がなければ、経験則がノウハウとして蓄積されません。

6ピップスを基準として「今日は値動きが激しいから14ピップスにしてみよう」とか「値動きにリズムがあるから3ピップスにしてみよう」などの判断ができるのです。

そうしたトレードにおいてFX会社のJFXのクイック注文は、一つの画面で損切り、エントリーが設定でき、レートパネルが点滅するので、相場の動きが体感的にわかるのでおすすめです。

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成り行き(自分)で損切りする方法

成り行きで損切りするのは、初心者には難しいかもしれません。エントリー後の値動きをみて「あれ?なんか想定の値動きと違う!」。そう感じたらすぐに損切りをしないといけないからです。

これには、損切りは必要経費だという割り切りができていなければなりません。

成り行きで損切りといっても、エントリーと同時に逆指値は入れます。そのレートは、レジスタンスやサポート、高値、安値のレートです。

私がスキャルピングをする際は、逆指値を入れるレートをHLバンドのインジケーターで直線になっているところを基準にしています。時間足は5分足です。下の図のような位置です。水平線を引いてもできるのですが、スキャルピングの時には、可能な限りエントリーとイグジットに集中したいので、このチャートは値千金の価値があると考えています。

HLバンドによる損切り一

損切りを必要経費と考える(マインドセット1)

トレードにおける損切りがなぜ必要経費なのか。これには、少しビジネス的な考え方が必要です。どのようなビジネスでも元手が必要であり、日々経費も発生します。

例えば、1日、30回スキャルピングをするとしましょう。1回で3ピップスをプラスマイナスの基準にすると、全勝で90ピップスになります。しかし、実際に全勝することは極めて稀です。

スリップもあるので、指値、逆指値とも同レートであるならスキャルピングでは少なくとも55%以上の勝率が必要となります。回数で言えば、17勝が最低ラインです。13敗するとかなり苦しい展開になります。

私の場合は逆指値が6ピップスなので、単純計算だと30回のうち8回損切りしてトントン、9回損切りするとその日は負けトレードになります。

トレードはビジネスと一緒です。利益目標やチャンスを自分で決めてその中で行う。相場に振舞わされているうちはなかなか勝ち続けることができません。

自分の土俵でいかに戦うかを考える。それがトレードで勝ち組になるコツとも言えます。

スキャルピング回数を決める(マインドセット2)

トレード回数を決めて時間の変わり目を基準にトレードをする

1日4時間スキャルピングをするとすれば、何回のチャンスが発生するのか考えてみましょう。といっても、ボラティリティや指標などもあるので、時間のみを基準としてその日のトレード回数を決めるのは現実的とは言えません。

しかし、これを半年、1年と続ければトータルでは標準化されます。トレードにおいて、できる限り標準化した考えを持つことはとても大事だと私は考えています。

ブレない指針を持ち、それを研ぎ澄ますことで定量的な結果につながるからです。

話をもどしましょう。

トレード時間を4時間に決めた場合、5つの重要な時間の区切りがあります。それは4時間足、1時間足の時間の変わり目です。

そして15分足の変わり目は16回あります。この回数を標準的なトレード数とするのが私の基本的な考えです。

トレードは可能な限り標準化した環境で行う

なぜ時間足の変わり目を重要な区切りとするのか。それは、足の変わり目をエントリー、イグジットにするトレーダーが存在することと、指標発表などが行われる区切りも多くあるからです。

つまり4時間でトレードチャンスが16回あり、なおかつそのうちの4回はとても重要になることを意識して、損切りするトータル値を決めるのです。

4時間のトレードにおいて、負けトレード幅を6ピップス、価値トレード幅を3ピップスにした場合、12勝4敗で乗り切れば、プラスは36ピップス、マイナスは24ピップスなので、トータル12ピップスの儲けになります。

もし10万通貨でトレードすれば、1万2,000円の儲けです。時間給に計算すると4,000円です。副業としてはまずまずではないでしょうか。

例えば負けなしで、4回連続で勝てば1万2,000円になります。それでトレードをやめてもいいかもしれないと思われるでしょう。しかし、ここは、マイルール通り16回こなします。といっても残りは空トレードです。実際に行うことはありません。それにより、経験値が上がり、トレード精度が上がるからです。

負けている場合も同様です。それ以上負けたくない場合は、空トレードで流れをみます。少しでも挽回できそうなら決めた回数内でトレードすればいいでしょうし、それ以上損失を増やしたくないなら空トレードにします。

突然スプレッドが開きロスカット

これは私が10年くらい前にFXトレードをはじめた頃の話です。当時の私は、スキャルピングをメインにしていました。ある日のこと、いつものようにトレードをしていたら、突然、ポジションがなくなったことがありました。

逆指値をいれており、それにひっかかってしまったのです。よくある話といえば、そうですが、実は違います。なぜならチャートにも出ていないレートで決済されていたからです。特に指標などなく、普通の時間帯です。私はすぐさまトレード会社に連絡しました。実際にありえないレートで決済されていたことをその会社も認めたのですが、特に保証もなく、うやむやになってしまいました。

そこの会社から資金を引き上げたのはいうまでもありません。もともとスプレッドが狭いことでトレーダーを集めていたのですが、スプレッドが狭いのは1ロット(1万通過)だけで、ロットを上げるとスプレッドが開く会社だったのです。スキャルピングには向いていない会社、むしろスキャルピングを嫌う会社だったのでしょう。

スキャルピングではくれぐれもFX会社の選定は慎重に行なってください。

まとめ

FXはスキャルピングに限らず、デイトレでも、スイングでも、長期でも損切りは躊躇なく実行しなければなりません。その基本となるが資金管理の意識です。FXを始めた当初は、損切りが多くて資金が思うように増えない、あるいは減ってゆくことがあるかもしれませんが、長期的な視点で続けられるロット数であれば、経験によりプラスに転じるときがやってきます。損切りは、全体利益のうちの必要経費だと思い損切りしましょう。

それでも損切りが耐えられない、あるいは資金の目減りが気になるなら、一旦、デモトレードに切り替えて、調子を整えて再チャレンジすればいいのです。短期で稼ぐのでなく、長期目線で取り組めば、心にゆとりが出て、いつかプラスに転じます。

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