FX会社選びで見落としがちなサーバーやトレード時間

FX会社選びで見落としがちなポイント

はじめに

FXトレードをするには、まず、日本及び海外のFX会社の中から自分に合った会社で口座を開設をします。自分に合うとは、トレードスタイルや利用できるインジケーター(ツール)です。トレードスタイルでは、スキャルピングやデイトレード、スイングトレーなど。

インジケーターは移動平均線、RSI、MACD、相場別チャートなどです。特にインジケーターは各社基本的なツールは揃えていますが、独自で設けているツールもあるので、その点が大きな違いとなります。

自分が用意する資金もFX会社選びでは重要です。FX会社ではそれぞれ最低の入金金額(最低証拠金)を定めているからです。本原稿ではFX会社選びでそれ以外の見落としがちなポイントについて解説します。

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FX会社のサーバーについて

今やFXトレードでは、インターネットを介したシステムを使用します。このトレードシステムは、FX会社が独自に用意したサーバーまたは外部委託しているサーバーを利用します。サーバーの性能はトレードに大きく影響します。

サーバーが安定していないとトレードに誤差が生じたり、トレードできないことがあるからです。

FXトレードでは、パソコンやスマホなどからトレードシステムへアクセスして、売りや買いの注文を出します。インターネット環境があれば、どこでもだれでもトレードができます。普段は、問題がないサーバーでも相場環境の大きな変化があった場合、不具合に発生を否定することができません。

通常の時間帯からFX会社の取引サーバーが安定しないという話はほとんど聞きませんが、

各国の主要経済指標の発表時に毎回サーバーがダウンして取引できないということが稀にあります。

取引サーバーがダウンしてしまうと、当然ながら新規の売買注文を行えないのでポジションの決済ができません。

FX会社を選ぶ際には、インターネットで評判を検索するなど、FX会社が提供しているトレードシステムについても調べることをおすすめします。

サーバーの安定性はトレードしないと分からない

FX会社のサーバーを確認するためには実際にトレードするのが早道です。複数のFX会社で口座を開設し、実際に動きをチェックします。また、複数のFX会社に口座を開いていれば、万一、不具合があった場合に、別のFX会社を使用して備えることができます。

FX会社のトレード可能時間帯

FXトレードを行う人のスタイルは千差万別です。仕事が終わってからトレードする人もいれば、NYクローズの早朝にする人、1日中トレードできる人もいるでしょう。

多くの人にとって、FXトレードには時間の制約があります。

日本はもとより世界中のFX会社の取引可能時間帯は、年始(元旦)や土日を除く24時間休まずFXトレードできるのが標準です。しかし、朝のトレード開始時間が定められていたり、週明けや週末の取引可能時間帯については、各FX会社によって異なる場合があります。週明けの早いFX会社では月曜日は朝5時からトレード可能な会社があれば、週末は土曜日の朝6時までFXトレードできるFX会社もあります。

月曜日の窓を狙ったFXトレードを行いたい、また土曜日は朝6時までFXトレードを行いたい場合は、トレード可能な時間帯を基準にFX会社を選ぶのも方法です。

しかし、月曜日の早朝には、前週の週末に為替相場に大きな影響を与えるような出来事が発生した場合には、為替相場が大きく動く可能性が有りますので、細心の注意をしながらFXトレードを行う必要があります。

FX会社によってはリスクがある

FX会社には事業規模の大小から、提供しているシステムや情報などでさまざまな特徴があります。これがFX会社選びで迷う理由です。

FX会社も通常の会社と変わるところなく、利益を出し続けていかなければなりませんかつての山一證券や地方銀行の北海道拓殖銀行が経営破綻したように、FX会社もある日突然経営破綻する可能性が否定できないのです。FX会社では顧客から預かった証拠金を分別管理を行う事が一般的なので、万が一会社が経営破綻しても基本的に顧客の資産は保護されます。

しかし、海外のFX会社などでは、会社が経営破綻してしまうと顧客の証拠金が戻ってこないという事態もあるので注意が必要です。

分散投資でリスク回避

前述していますが、トレード取り組む場合は複数口座を開設することをおすすめします。

最近では金融庁による規制も厳しくなっているので自己資金は保全されるのが当然だと考えがちですが、万一の想定外のことが発生する可能性は否定できないのです。

FX会社の分別管理

国内のFX会社では、万が一経営破綻した場合に備えて、自社の資金と顧客から預かっている資金を別にする分別管理を行っています。顧客の資金は債権整理の対象にならず守られるのです。あなたがFX会社を選ぶ際には、資金の分別管理を行っているFX会社を選ぶようにしましょう。もっとも国内のFX会社で許可を受けているブローカーはその点大丈夫ですので、大手のFX会社、証券会社ならまず間違いないでしょう。

FX会社における分別管理の方法には大きく分けて3つの方法があります。

■信託保全

FX会社が信託銀行に依頼して、顧客の資金を毎営業日または一定期間後に預け入れるという資金管理の方法。

■提携先銀行へ預ける

FX会社が提携または取引している銀行へ顧客の資金を預ける方法。

取引銀行へ自社口座と顧客用の口座の両方を持っている場合は安全といえますが、FX会社の名義によって管理されている場合は、きちんとした管理がなされているか確認する必要があります。

■社内の金庫に保管する(ほぼ今の時代では無いと考えられます)

社内の金庫に自社資金とは別に顧客の資金を保管する方法。現金で入金する投資会社など、管理が杜撰だとも考えられますので、万一そのようなことを告げるような会社とは取引しないことが無難です。

信託保全については会社のホームページに記載があるので、口座を開設する前に必ず確認しましょう。

FX会社の電話取引は可能?

FX会社によっては、オペレーターと電話でのやり取りでトレードが可能な電話取引を提供している会社があります。しかし、証拠金の額が大きい、手数料が多いなどデメリットがあります。もし災害などでFX会社のサーバーがダウンするようなことがあれば電話取引は有利かもしれませんが、リスクと利便性を考えるとベストな選択とは思えません。

終わりに

自分の資産は自分で守る、これはFXトレードで基本中の基本です。FX会社に万が一の事があると想定してリスクの分散することも考えましょう。

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